こんばんわ
昨日はコジマ塾に参加してきました。
ここ数カ月、定員いっぱいなことが多く作業場も狭くなりがちでしたが
今回は広々と作業することができました。
また、今回からの新たに導入された「意見交換会」もすごくためになりました。
第一回は「合わせ目消しについて」でした。
合わせ目消しに使うツールや整面の仕方が十人十色なことに驚きです。
今回は本当に塾っぽい感じで勉強になりました。

MGユニコーン用にコジマ塾BBSで「フェイス部分ください!!!!」と書き込んでみましたら
こんなにもたくさん頂けました!
ぶうやんさん、ZIGGYさん、ポッキーさんありがとうございました!
また次回の塾でもよろしくお願いします。
~余談~
塾でラッコさんがおっしゃっていた「タミヤの紙やすりには決まった方向があるか」についてです。
確かにタミヤのやすり表面になんとも言えない模様がついています。
僕も気になったので、簡単にですがネットで調べてみたところ
特に決まった方向はなさそうです。(知恵袋で似たような質問に、方向がないと回答されている方がおられました。)
単に製造上ついた模様とか、他社製品と差別化を図るためにわざわざ模様をつけただけかもしれません。
でもそれだとなんだかロマンがないように感じたので
すっごいこじ付けですが、僕が考えた模様の理由を書きますね!
読んだあと「時間無駄にした!プンプン!」とか言って怒っても僕のせいにしないでくださいね!!!!
例えばですが
400番→800番→1200番→1500番→2000番とやすりがけをしていく時、
400番の傷が800番のやすりがけの時に残ってしまうと、後々2000番までやすりがけをしても残ったままになることがあります。
こうなると研ぎだしをする作品の時なんかは結構困ります。
ですので、できる限りそれぞれの番手のやすりがけが終了した時点では、パーツ表面の傷はそれぞれの番手の傷のみにしたいところです。
そこでやすりがけの方向を番手を変えるごとに縦と横、交互に変えていきます。
イメージで言うと↓みたいな感じです。

[図1] 青色矢印がやすりがけをする方向です。
例えば400番をかけ終わったので、800番をかけ始めるとします。
最初の方は400番の傷と800番が直角に交わるようにできると思います。
ず~っとヤスっていく内に800番の傷のみになり(画像でいう水平方向の傷)、
400番の傷がなくなったことがわかります。
仮に400番も800番も同じ方向にやすりがけをすると傷の方向がどちらも同一になり
400番の傷が残っていても分かりにくくなります。
ここで飛躍の発想
このやすりがけの方向を、紙やすり表面の模様で判断すればヤスる方向を間違わずに済むんではないでしょうか!?

例えばこんな形のやすりほうだいに紙やすりを張り付けてやすりがけをするとします。
やすりがけの時の、やすりほうだいが動く方向は「自分の正面」という風に統一します。
このやすりほうだい×5個に400番~2000番の模様を縦→横→縦→・・・のように交互になるように張り付けていきます。
そして
図1の台形パーツの底辺を基準として、
「底辺と模様が垂直になるようにパーツを持ち替える」と番手が変わる毎にやすりがけの方向も90°変わります。
つまり
"模様がパーツ底辺と垂直になる"→平行になるように持ち替えて(パーツを90°回転)やすりがけ
"模様がパーツ底面と平行になる"→そのままやすりがけ
これで間違って同じ方向に番手の違う紙やすりをかけてしまったりする心配がなくなります!
やった!
円を描くように紙やすりをかける方や、複雑な形のパーツをやすりがけする方も是非この方法で整面処理をしていただければと思います!!!!
それでは、今回はこれで。
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